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元の素材を活かした補修技術で、 伝統建築の美観を保護し、価値を守る

課題/導入背景
TV番組「劇的!ビフォーアフター」内でリフォームを担当された企業様より、地棟(棟木の下に棟と平行にかかる太い横木)の外壁から飛び出た先端部分が腐食しているとのことで、修復のご依頼。外にむき出しになった地棟は、通常「地棟飾り」と呼ばれる板金で隠すが「日本の伝統工法である地棟を多くの方に見ていただきたい」というご要望にお応えするため、当社修復士が長い年月を経たような古木の風合いを再現。

地棟飾りの修復がTV番組「劇的!ビフォーアフター」で取り上げられました。

2015年8月2日(日)に放送された 『大改造!!劇的ビフォーアフターSEASON II』(ABC朝日放送)にて、当社の修復士が施工をしている様子を取材いただきました。

寺社仏閣や伝統工法を使用した建築物、文化財などの歴史的価値の高い建物は、 まわりとの調和を考慮し、新品の部材への交換ではなく、元の素材を活かした修復が必要となります。バーンリペアの補修(リペア)技術は、欠損部分の補填だけではなく、あらゆる素材の質感・風合いを再現させることが可能です。歴史的な価値の保護に貢献いたします。

 

<修復士のご紹介>

サービス開発部 野村 佳弘

nomura

<修復士のコメント>
今回のご依頼は、135年程経過した丸太の切口の再現ということで、
あえて味わいのある仕上がりにする「エイジング加工」を行いました。
依頼者様のお考えや想いと相違がないよう、
充分にすり合わせし、完成イメージをご提案させていただきました。

 

 

<作業工程>

 ①地棟の腐敗部分を、桧材でバックアップ。
 ②発泡剤を注入し、硬化後、成形。
 ③木口を削り、丸太の割れや年輪などを再現。
 ④着色後、艶を合わせて完成。
  

施工前

before1

①バックアッsプ

work1

②充填・成形

work2

③木口再現

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④仕上げ・完成

after

 

 

大切な家財や住宅装飾材を、“交換”ではなく“リペア”で、
より永くお使いいただく文化を広めています

当社が提供するリペアサービスは、家財や住宅装飾材を部分的に修復することで、交換や買い替えをすることなく 、美しい状態で永く使っていただくことを可能としています。当社は欧米で誕生したこの技術をいち早く日本に導入し、広め、現在では「リペア」という文化が住宅業界に根付くまでに育ちました。キズを元の状態に戻す「原状回復リペア」はもちろんのこと、全体を新品のように再現する「リフレッシュ工事」、今回のようにあえて味わいのある風合いに仕上げる「エイジング加工」など、お客様がイメージされる仕上がりを実現します。

 

 

リペア事例

<テーブルの色替え塗装・エイジング加工>

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<チェストの欠けリペア・クラック塗装仕上げ>

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<門のリフレッシュ(塗装・木目描き)>

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<絵画のリフレッシュ(金箔貼り)>

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<テーブルの欠けリペア>

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<床柱の切欠きリペア>

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